RFID
RFID(Radio Frequency Identification)とはJISの定義では「誘導電磁界または電波によって、非接触で半導体メモリのデータを読出し、書込みのために近距離通信を行うものの総称」と定義されているが、(一社)日本自動認識システム協会では、さらに次のような条件を追加している。
(1)RFタグが携帯容易な大きさであること。
(2)情報を電子回路に記憶すること。
(3)非接触通信により交信すること。
基本的に、RFIDは電波を用いてRFタグのデータを非接触で読み書きするシステムである。1次元シンボルでの運用では、リーダでタグを1枚1枚スキャンするのに対し、RFIDの運用では、電波でタグを複数一気にスキャンすることができる。電波が届く範囲であれば、タグが遠くにあっても読み取りが可能である。
RFIDは電波の伝達方式により電磁誘導方式と電波方式に分類することができる。電磁誘導方式はタグのコイルとリーダのアンテナコイルを磁束結合させて、エネルギー・信号を伝達する方式である。電波方式に比べて、エネルギーを効率的に伝達できるので、開発が先に進んだ。FeliCaはこの方式である。130~135kHz、13.56MHzでこの方式が採用されている。
電波方式はタグのアンテナとリーダのアンテナで電波をやりとりし、エネルギー・信号を伝達する方式である。電波を空間に放射して伝達するので、電磁誘導方式に比べて、より遠くのタグと通信が可能になる。433MHz、900MHz帯、2.45GHzでこの方式が採用されている。
★RFID2 RFIDに関する資料です。
RFID Technology overview(E) 2007
RFID Technology overview(E) 2008
★RFID3 RFIDに関する資料です。
★RFID4 RFIDに関する資料です。
★RFIDを用いた位置検出システムです。一般的には、RTLS(Real Time Location System)と呼ばれている。標準化は ISO/IEC JTC1 SC31 で行われている。
★JAISAのプロジェクトで行った金属製RTIの報告書です。Standardの項も参照のこと。
★RFID活用(導入)事例
★主に2004年から行われた経済産業省プロジェクトであるRFIDの実証実験に関するまとめです。
★2007年に行われたデンソーウェーブでのRFIDの実証実験に関するまとめです。通い箱にRFID(UHF)を取り付けて、50箱、100箱の読み取りを行ったものです。次項の実験動画の報告書です。
20071001 Container RFID test1(E)
20071017 Container RFID test2(E)
★RFID UHFの実験動画をGoogle Driveにアップしました。容量が大きいのでアクセスに注意してください。
1-1 手押し2Km両側アンテナ 100箱1.MOV (12M)
1-2 手押し2Km両側アンテナ 100箱2.MOV (10M)
2-1 手押し4Km片側アンテナ 100箱.MOV (6M)
2-2 手押し4Km両側アンテナ 100箱.MOV (10M)
3-1 手押し4Km両側アンテナ 50箱.wmv (0.7M)
3-2 手押し8Km両側アンテナ 50箱.wmv (0.6M)
3-3 手押し12Km両側アンテナ 50箱.wmv (0.5M)
4 フォークリフトフロント1Km両側アンテナ(4) 100箱 (1.5M)
5 フォークリフトフロント3Km両側アンテナ(4) 100箱 (1M)
6 フォークリフトフロント6Km両側アンテナ(4) 100箱 (0.8M)
7 フォークリフトバック7Km両側アンテナ(4) 100箱 (0.9M)
8-1 フォークリフトバック10Km両側アンテナ(2) 54箱 MOV (13M)
8-2 フォークリフトバック10Km両側アンテナ(2) 54箱 mpg (1.2M)
9 アセアン通い箱プロジェクト.MP4 (12M)
DNMY JF箱4段 20060223 (14M)
DNSI技術紹介動画
次世代出荷処理 20061110 (18M)
駐車場管理 20051004 (4.3M)
搭乗者管理NHKニュース空港 20100617 (61M)
★RFID HF実験動画をGoogle Driveにアップしました。容量が大きいのでアクセスに注意してください。
HFゲート式リーダ
HFハンドアンテナ
★Book related RFID 0
2018年~2019年に、月刊自動認識に掲載した記事をGoogle Driveにアップしました、容量が大きいのでアクセスに注意してください。
自動車産業用金属輸送容器のRFID管理
★ Books related RFID 1
RFID関連雑誌をGoogle Driveにアップしました、容量が大きいのでアクセスに注意してください。
ICタグ35の疑問 2004
RFIDタグ・カード徹底解説 2008
RFIDタグ・関連システム徹底解説 2006
RFIDタグ・関連システム徹底解説 2004
RFIDトレンドブック 2005
RFID技術ガイドブック 2006
RFID技術ガイドブック 2008
RFID最新動向シンポジウム 2006
RFID実践セミナー資料 2004
RFID入門テキスト 2004
RFID入門テキスト 2006
RFID入門テキスト 2008
これでわかったRFID 2003
これでわかったRFID(中国語)2005
ユビキタス時代のRFIDタグ徹底検証 2003
ユビキタス社会のRFIDタグ徹底解説 2003
よくわかるRFID 2008
非接触ICカード・RFIDガイドブック 2003
無線ICタグを解剖する 2008
無線ICタグ導入ガイド 2004
★ Books related RFID 2
RFID関連雑誌をGoogle Driveにアップしました、容量が大きいのでアクセスに注意してください。
950MHz帯RFID周波数利用ガイドライン 2009
RFIDシステム導入ガイドライン 2010
RFID欧州視察報告 1999
RFID機器運用ガイドライン 2009
UHF帯RFID移行作業の手引き 2013
UHF帯電子タグ評価実験 2004
金属貼付可能RFIDおよび読取機の開発 2003
商品情報無線タグ読取り実証実験 2003
電子・電機業界の電子タグ利活用 2006
電子タグの技術動向と国際標準化及び課題と解決策 2008
日アセアン貿易円滑化電子タグ活用の方向性 2006
物流用無線ICタグの標準化 2000